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『 水鏡推理 2 インパクトファクター 』 #014

え~ 只今から 図書委員会 を はじめます


今回 の 本 は こちら

『 水鏡推理 2 インパクトファクター 』

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『 水鏡推理 2 インパクトファクター 』 詳細 amazon

松岡 圭祐 (著)


小生意気だが天才的ひらめきを持つ文科省・不正研究調査チームの水鏡瑞希。ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した研究班リーダーの如月智美は瑞希の幼なじみだった。勃発する実験ノート窃盗と捏造疑惑。智美に降りかかる災いの真相とは?官僚を押しのけ霞が関を揺るがすヒラ職員の下克上ミステリ。



と この 本 を 読んで みた


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前巻 は ↓ こちら
『 水鏡推理 1 』 #012
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文部科学省 に 実在 する 機関 で

研究資金 に 関する 不正 を 調査 する 話


前作 が おもしろかった ので 読んでみた


今回 は 医療関係 の 研究所 での

不正疑惑 の 調査 に 乗り出す わけ だが


この 作品 の 副題 に なっている


『 インパクトファクター 』


という 言葉 が でてくる


これは 『 ネイチャー 』 『 サイエンス 』 『 ナノテクノロジー 』

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の ような 学術雑誌 に 掲載 された 論文 が

どのくらい の 頻度 で 引用 されたか を 示す 値


これ は 研究者 の 出世 の 基準 に なり


多くの 大学 や 研究機関 の 人事 は

この インパクトファクター の 合計値 を

目安 として 決定 される


もちろん 研究 には 資金 が 必要 で

その 資金 調達 にも インパクトファクター は 影響 する


そして 今回 の 『 水鏡推理 2 』 では

インパクトファクター を めぐり 不正 が なされる


研究機関 への 資金 は 国 が

国民 の 税金 から 出している 


真面目 に 研究開発 をして

国 から 資金 を 得ている 場合 も あれば


不正 や データ の 捏造 を して 

資金 を 得ている 場合 も ある


そういった こと が どういう 経緯 で

どうして 起こるのか が 


この 作品 を 読むと 理解 できる


政治 や 行政 に 関する こと を 知るのに

専門書 では なく 小説 から 入る のは とっつきやすく


単なる 知識 だけでは なく そこに かかわる 

人々 の 心情 を も うかがい 知る こと が できて


とても イイ 勉強 になるな と あらためて 感じた


こういった こと に 興味 の ある方 には 

かなり おすすめ の 作品 である


いや~ 小説って ホント に 素晴らしいですね



それでは みなさん

次回 の 図書委員会 で また お会い いたしましょう




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by aquarius-777 | 2016-07-30 19:25 | 小説 | Comments(0)

『 うちの執事が言うことには 1 』 #013

え~ 只今から 図書委員会 を はじめます


今回 の 本 は こちら

『 うちの執事が言うことには 1 』

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『 うちの執事が言うことには 1 』 詳細 amazon

高里 椎奈 (著)

日本が誇る名門、烏丸家の27代目当主となった花穎は、まだ18歳。突然の引退声明とともに旅に出てしまった父親・真一郎の奔放な行動に困惑しつつも、誰より信頼する老執事・鳳と過ごす日々への期待に胸を膨らませ、留学先のイギリスから急ぎ帰国した花穎だったが、そこにいたのは大好きな鳳ではなく、衣更月という名の見知らぬ青年で…。若き当主と新執事、息の合わない“不本意コンビ”が織りなす上流階級ミステリー!



と この 本 を 読んで みた


「 執事 」 という 言葉 を 初めて 知った のは

おそらく 小学生 の ころ だろう


はじめ は 「 しつじ 」 が 「 ひつじ 」 と 聴こえてきて

なんか やたら 気になった のを 今 でも 覚えている


その ころ から 「 執事 」 とは


一体 どんな 存在 なのだろうか と 気になっていた

ので この 作品 を 読んでみる こと に した


この 作品 では 「 執事 」 とは


ふさふさ の 毛 を もつ 

大人しい 動物 の こと では なく


家 や 主人 の 身の回り の 世話 を する

使用人 の 中でも 最高責任者 であり 


『 主人 に 従い 主人 を 助け 守り抜く 』 


存在 と いった 感じ だった


とくに 俺 には 必要 ない もの だと 判った


しかし ながら 『 執事 』 の いる 世界 は

まったく 馴染み が ない 世界 であり


読んでいて なかなか おもしろかった


あと いろいろ な 言葉 が 出てきた が


なんとなく 聞いた こと ある ような 感じ だが

わからなかった ので 調べて みた


『 ラングドシャ langue de chat 』

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これ の ことか、、、

フランス の クッキー 「 ネコの舌 」 という 意味


『 クイニーアマン kouign amann 』

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これの ことか、、、

これ コンビニ でも 売ってるな


フランス の 菓子 

「バター(amann)の 菓子(kouign)」 という 意味


『 リュスティック Rustique 』

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フランス の パン 「 田舎風 」 という 意味


あと 俺 の すき な 洋食器 が 出てきた

『 ヘレンド Herend 』

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ハンガリー の 洋食器

写真 は 「 インドの華 」 シリーズ


俺 は 洋食器 が かなり すき なのだが 

中でも この シリーズ が 一番 すき である


いつか 努力 の 結果 何か の 目標 を 達成 したら 

この ティーカップ を 自分 で 記念 に 購入 したい



それでは みなさん

次回 の 図書委員会 で また お会い いたしましょう




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by aquarius-777 | 2016-07-29 23:59 | 小説 | Comments(0)

『 水鏡推理 1 』 #012

え~ 只今から 図書委員会 を はじめます


今回 の 本 は こちら

『 水鏡推理 1 』

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『 水鏡推理 』 詳細 amazon

松岡 圭祐 (著)


正義感を発揮するあまり組織の枠を越え暴走してしまう文科省一般職ヒラ女性職員・水鏡瑞希。役所は彼女を持て余し、研究費不正使用を調査する特別チームに配属する。税金を掠め取ろうとする悪者の研究開発の嘘を見破れるか?抜群のひらめきと推理力を持つ美女公務員の下克上エンタテインメント!



と この 本 を 読んで みた


この 話 は 文部科学省 に 実在する


『 研究における不正行為・研究費の不正使用

  に関するタスクフォース 』


つまり 研究資金 の 不正 を 調査 部署 での 話


この 作品 は 『 官僚 』 とか 『 行政 』 

に 関わる ストーリー なのだが


むつかしく なく とても 解りやすく 書いてある ので

とても 読みやすく おもしろい 作品 である


普段 知ること の できない 霞が関 の 様子 を

垣間見る こと が できて おもしろい


国家公務員 は 

「 総合職 」 と 「 一般職 」 が あり

それら は 仕事内容 が 大きく ちがっている


「 総合職 」 → 『 官僚 』 であり

政策 を 考えたり 実務 を 行う


「 一般職 」 → 『 事務官 』 であり

こちら は 事務 仕事 を する


総合職 と 一般職 は 仕事 の 内容 

そして 給料 や 扱い の 格差 は 激しく


総合職 は 威張り 一般職 は 蔑まれる らしい


そういえば 先日 俺 が 総務省 に

電話 した とき の こと だが


会話 の なか から なんとなく 

この 内部 の 格差 を 感じた りも した


「 ああ あのとき の あれは

  そういう こと だったの かもな、、、 」


と この 本 を 読んで みょうに 納得 した


この 物語 の おもしろい ところは


普段 蔑まされている 立場 の 事務官 が

官僚 の 仕事 に 臆せず 首 を つっこみ


見事 に 解決 していまう ところ である


不正 を している 連中 が


主人公 の 一般職 事務官 の 女性 に

成敗 されて 不正 が 正されていく 様子 は


読んでいて とても 爽快 である


あと ちょっと ちゅうい が 必要 なのは

この 本 が 出た のが 2015年 10月 なのだが


この 作品 では STAP細胞 に 関して

否定的 な 見解 が 書かれている が


STAP細胞 に 関して は 2016年 に

入って から は ↓ このような 展開 で


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http://biz-journal.jp/2016/05/post_15184.html

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http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081.html


肯定的 な 事実 や 見解 が 出てきている ので


この 作品 とは ちょっと ちがって きて いる

ことにも 触れて おこう


また この 作品 では


自分 の 仕事 に 真正面 から 真剣 に 

取り組む ことで 仕事 が 楽しくなる  


そんな 姿 も 描かれている 

この 作品 を 読んで


『 自分 が 選んだ 仕事 に 誇り を もち

  全力 で 真剣 に 取り組む こと が 大切 』


だと あらためて 感じた



それでは みなさん

次回 の 図書委員会 で また お会い いたしましょう




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by aquarius-777 | 2016-07-27 23:59 | 小説 | Comments(0)

『 心霊探偵八雲 3 闇の先にある光 』 #011

え~ 只今から 図書委員会 を はじめます


今回 の 本 は こちら

『 心霊探偵八雲 3 闇の先にある光 』

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『心霊探偵八雲 3 闇の先にある光』 詳細 amazon

神永 学 (著)

八雲にまた新たな相談が持ち込まれた。なんでも、飛び降り自殺を延々と繰り返す、女性の幽霊が出るという。しぶしぶ調査を引き受ける八雲だったが、そんな八雲の前に“死者の魂が見える”という怪しげな霊媒師が現れる。なんとその男の両目は、燃えさかる炎のように、真っ赤に染まっていた!?敵か味方か、八雲と同じ能力を持つ謎の男の正体、そして事件の真相は!?驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー第3弾。



と この 本 を 読んで みた


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前巻 は ↓ こちら
『 心霊探偵八雲 1 赤い瞳は知っている 』 #008
『 心霊探偵八雲 2 魂をつなぐもの 』 #010
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シリーズ 3冊目 になると


登場人物 の 性格 や 素性 も 

いろいろ と 解って きて


それぞれ の キャラクター が どんどん と 

勝手 に しゃべりだし 動き出している ようで


読んでいて とても おもしろい


主な 登場人物 は


主人公 霊が見える 大学生 の 八雲

八雲 に 想い を よせる 友達 の 晴香


八雲 と 事件捜査 する 刑事 後藤

後藤 を 慕う 部下 であり ボケ担当 の 石井


本当 は みんな 仲が イイ のだが


石井 以外 の 後藤 と 晴香 の 2人 は 

素直 に 自分 の 気持ち を 表せず に


いつも へそ曲がり の 主人公 八雲 と 

表面的 には けんか ばかり している


しかし


けんか の 中 にも 親しみ が にじみ出て いて

その やりとり が とても おもしろく わらえる


この 感じ は なかなか 素晴らしい


しかし この 作品 は それだけ ではない


霊的 な 見地 も しっかり している


今回 は 八雲 の 他 もう 1人 の 

霊能者的 な 存在 が 登場 してくる のだが


同じ 霊 を 視た とき に


そいつ には 憎しみ を 抱く 霊 に 観えても

八雲 には 悲しみ を いだく 霊 に 観える


同じ 霊 で あっても

どの 次元 で 霊 を 視るか で 変わってくる


憎しみ の もっと 奥 には 悲しみ が あるのだ


前者 には 霊 は 漆黒 の 闇 に 視えて も

八雲 には その 闇 の なか に 光 が 視える


と 言う のである


すべて の 存在 の 本質 は 光 であり

実際 の 霊的 な 構造 と 一致 する


そういった ところ が この 作品 では

しっかり と 描かれていて 素晴らしい 


また


人生 の 苦しみ から 自ら 命 を 断っても

肉体 が なくなる だけで 思い は 残る ので


結局 は 自分自身 から は 逃げ出せない 

という こと も しっかり 書かれていて 


これは イイ 作品 だな と 感じた


ただ 今回 の 事件 は 重い 内容 だった ので

苦手 な 人 も いるかと 思うので


そこ は ちょっと ごちゅうい ください


あと


この 第3巻 では 


霊 が 視える ゆえに 孤独 で 傷つき

他者 に 心 を 開けなかった 八雲 が


友人 の 晴香 に はじめて ありがとう と 言う


そして はじめて お詫び の 言葉 も 口にする


少しづつ だが 確実 に 心 を 開いて きている

その シーン も なかかな よかった



それでは みなさん

次回 の 図書委員会 で また お会い いたしましょう




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by aquarius-777 | 2016-07-26 23:00 | 小説 | Comments(0)

『 心霊探偵八雲 2 魂をつなぐもの 』 #010

え~ 只今から 図書委員会 を はじめます


今回 の 本 は こちら

『 心霊探偵八雲 2 魂をつなぐもの 』

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『心霊探偵八雲 2 魂をつなぐもの 』 詳細 amazon

神永 学 (著)

恐ろしい幽霊体験をしたという友達から、相談を受けた晴香は、死者の魂を見ることができる八雲のもとを再び訪れる。しかし、八雲は相変わらずのつれない態度。そんなとき、世間では不可解な連続少女誘拐殺人事件が発生。晴香も巻き込まれ、絶対絶命の危機に!?幽霊騒動と誘拐事件―複雑に絡み合う謎を、八雲は解きほぐすことができるのか、そして晴香の運命は!?驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー第2弾。



と この 本 を 読んで みた


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第1巻 は ↓ こちら

『 心霊探偵八雲 1 赤い瞳は知っている 』 #008

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1巻 も なかなか おもしろ かったのだが

2巻 は かなり 作品 の 奥行 が 出てきた


複数 の エピソード を 同時 に 進行 させ

次第 に 謎 が 明らかに なって ゆく 


前作 よりも 構成 が 凝っていたり して

かなり 読み応え が 増していた


とくに 登場人物 たち の 心理描写 が

とても リアリティ が あるなと 感じた


『 自分 には 関係ない はず の 事件 なのに

  なぜか のめり込んで しまう 心理     』


『 ずっと 長年 こころ に 背負って いた

  罪悪感 から 解放 されていく 心理 など 』


そういった ところ が しっかり と 描かれていて 


心理学 の 要素 が とても しっかり

作品 に 溶け込んでいる と 感じた


俺 も 心理学 は 結構 すき なので


そういう 視点 から この 作品 を 読むと

なかなか 深く 読み応え が ある


たとえば


登場人物 が 自分 には 関係 が ない

はず の 事件 に のめり込んで しまう


その 理由 が だんだん 観えてくる ので


「 ああ なるほどね この 人 には 

  そういう 心理 が 働いて いたのか、、、 」


と この 作品 を 読むと ちょっとした

心理学 の 勉強 に なったりも する


なかなか よくできた すばらしい 作品 である


読み終えて なにげに

巻末 の 参考文献 を みて みると


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『手にとるように心理学用語がわかる本』 詳細 amazon
渋谷 昌三 (著), 小野寺 敦子 (著)

昨今では、複雑で多様化した家族関係のありかたが増え、それにともなって人間関係の歪みがいろんな形で現れるようにもなってきました。たとえば、ちょっとしたことでキレて暴力を振るってしまったり、不登校になってしまったりする子どもたちが目につくようになりました。このような問題を考えるときに、心理学用語がおおいに役立つと思います。本書に紹介している心理学用語をキーワードにして、自分自身や対人関係の心理、あるいは断続的に起こる社会的な不可解な事件などの心理を理解することができるはずです。本書を片手に、自己流の心理探偵者になると、これまでの自分の世界が一味違って見えてくるに違いないでしょう。


と この 本 が あげられていた


なるほどな と 思った


料理 でも 同じ で


『 ひと手間 かける と かならず 美味しくなる 』


やはり しっかりした 作品 を 書く には

こうした しっかりした 裏付け も 大切 で


心理学的な 知識 や 洞察 を 深める

といった 陰 の 努力 なんか も 大切


『 ひと手間 かける と かならず よくなる 』


これ を 再確認 する こと が できた


そういった 意味 でも この 作品 を 読んで

よかったな と 感じた


また この 角川文庫版 には 巻末 に

新たに 書き 加えられた ショートストーリー が あり


霊 が 見える ゆえに 孤独 だった 主人公 が


少し づつ 心 を 開いて きている こと を

示す あたたかな シーン が 描かれていて 


それが とても よかった



それでは みなさん

次回 の 図書委員会 で また お会い いたしましょう




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by aquarius-777 | 2016-07-25 23:59 | 小説 | Comments(0)

『 ノーブルチルドレンの残酷  』 #009

え~ 只今から 図書委員会 を はじめます


今回 の 本 は こちら

『 ノーブルチルドレンの残酷  』

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『 ノーブルチルドレンの残酷 』 詳細 amazon

綾崎 隼 (著)

美波高校に通う旧家の跡取り舞原吐季は、一つだけ空いた部室を手に入れるため『演劇部』と偽って創部の準備を進めていた。しかし因縁ある一族の娘、千桜緑葉も『保健部』の創設を目論んでおり、部室の奪い合いを発端に、奇妙な推理勝負が行われることになってしまう。反目の果てに始まった交流は、やがて二人の心を穏やかに紐解いていくことになるのだが…。ポップなミステリーで彩られた、現代のロミオとジュリエットに舞い降りる、美しくも儚き愛の物語。


と この 本 を 読んで みた


俺 には めずらしく 恋愛 もの である


しかし 表紙裏 の 解説 を 読むと

現代版 『 ロミオ と ジュリエット 』 と 書いてある


ただでさえ 俺 は 恋愛 が にがて なので

悲恋 の ストーリー は 読みたくねーな と 思った


「 どうせ 読むなら ハッピーエンド が いい よな 」


など と 考えながら ちょっと 読んでみた ところ

なにげに そのまま 読みすすめて しまった 


ところが なんと これが かなり おもしろい!


高校生 女性主人公 の 千桜緑葉 (ちざくらみどりは) は

お嬢 なのに 生活費 4万 で 極貧 独り暮らし 


それなりに 美しく 聡明 だが 

身なり を まったく 気にせず


口 が わるく すぐ に 手を上げる


こんな やつ いないぞ と 思うくらい 高飛車


この 主人公 の セリフ が いちいち おもしろい


ちょっと ネタばれ に なるが 

いくつか あげて みると、、、


「 今日からあんたち、その線を越えたら死刑だからね 」

「 それ有名店のスイーツよね? 一個もらってあげよっか? 」

「 あら、その顔は鈍いあんたでも気づいたようね

  どう? 今日のあたしは、とびきりキュートでしょ? 」

「 今すぐ泣いて赦しを請うなら、彼氏にしてあげても良いわよ 」


ははは 本当 に おもしろかった


こういった おもしろい セリフ が 

まだまだ たくさん 出てくる


しかし この 主人公 は 本当 は 素直 で

じつは とても 深い やさしさ を もっている


こいつ イイ やつ だな、、、と 思わされる


そういった シーン も いくつかある


ところどころ かなり 深み の ある

こと を 言ったり も する


この 作品 は 結構 すごい なと 感じた


ちょっと ネタバレ に なってしまうので

ここ には 書けない のが 残念 なのだが


『 世界中 で 最も 美しい 言葉 は 何か? 』


と いう ことが 書かれて いたのだが

その 答え が かなり 秀逸 というか


「 ああ、、、たしかに そうだな、、、 」


と みょうに 深く 共感 納得 してしまった


気になる方 は 是非 読んで みていただきたい


他にも 深い 言葉 が 所々 織り込まれて おり

ちょっと 考えさせられる 深みの ある イイ 作品 だった


この 作品 は 全4巻 と 番外編1巻 とのことで

第一巻 は まだ 物語 の 序章


まだまだ 物語 は 続いて いく わけ だが


ただ これは ロミオとジュリエット なので

ハッピーエンド では ない はず 


俺 と しては しあわせに なって もらいたい ので


この先 続き を 読みたい ような

読みたく ない ような 複雑 な 気持ち でも ある


ハッピーエンド に 向う ために

人生 の 課題 やら こんなん は ある のだから


どうにか ハッピーエンド に なって ほしい

と 考えて しまう


あと この 作品 は


「 難問に逢着(ほうちゃく)した

  七虹の悩みが解決するなら僥倖(ぎょうこう)だけど 」

「 慰藉(いしゃ)の言葉に答えは返ってこない 」

「 幽邃(ゆうすい)な佇まいを見せる日本家屋だった 」


など 様々 な 言葉 表現 が されており

作品 全体 に 独特 の 深み を 増して いた


その あたり も かなり 勉強 に なった



それでは みなさん

次回 の 図書委員会 で また お会い いたしましょう





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by aquarius-777 | 2016-07-24 23:59 | 小説 | Comments(0)

『心霊探偵八雲 1 赤い瞳は知っている』#008

え~ 只今から 図書委員会 を はじめます


今回 の 本 は こちら

『 心霊探偵八雲 1 赤い瞳は知っている  』

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『心霊探偵八雲 1 赤い瞳は知っている 』 詳細 amazon

神永 学 (著)

学内で幽霊騒動に巻き込まれた友人について相談するため、晴香は、不思議な力を持つ男がいるという「映画同好会」を訪ねた。しかしそこで彼女を出迎えたのは、ひどい寝癖と眠そうな目をした、スカした青年。思い切って相談を持ちかける晴香だったが!?女子大生監禁殺人事件、自殺偽装殺人…次々と起こる怪事件に、死者の魂を見ることができる名探偵・斉藤八雲が挑む、驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー登場。



と この 本 を 読んで みた


この 作品 は 以前 アニメ化 されてたのを

観た こと が あった ので 読んでみた


この 作品 の イイ ところ は


この 物語 の 大学生 の 主人公 は

霊 が 視える だけ で あとは 何も 出来ない


しかし


『 幽霊 は 元々 は 生きた 普通 の 人間 』


だから


『 幽霊 その 霊 を 苦しめている 原因 を

  追及 して 死者 の 魂 に 説明 してあげる 』


そうする ことで よい 状態 へと 導く

このような スタンス で 描かれている


主人公 は 浄霊 とかも 出来ない のだが


『 霊 を 理解 しようと する 気持ち 』


が ある わけ である


やはり これ が 一番 大切 


これは 本当 に そう であるし

素晴らしい こと だな と 思った


ときどき 霊 に たいして

失礼 な テレビ 番組 とか あるよう だが


あれは よろしくないな と 思う


やはり もともとは 普通 の 人間 

なのは 確か な こと なのだから


やたら こわがったり 興味本位 で

話したり する こと は とても 失礼


やはり 人 にも  霊 にも 失礼 が

ない ように するのが 礼儀 だと おもう


今回 すこし ネタバレ してしまうが


この 物語 の 主人公 は

真っ赤 な 左目 を して いて


人 には みえない 霊 が みえてしまう

そのために いろいろ と 苦労 も 背負っている


その 特殊 な 能力 ゆえ に

つらい 想い も している わけ である


主人公 は こう 話す


「 今まで、ぼくのこの赤い眼を見た人間は

  まず悲鳴を上げるか気味悪がるかのどちらかだ 」


ところが 同じ 大学 の 小沢晴香 は

その 主人公 の 赤い眼 を みて


「 きれい…… 」


と 感じ 主人公 に そう 言った


その あたり から 少しづつ 

主人公 が 心 を 開き はじめていく


その あたり の 愛 って 言うのかな

そういう 描き方 が とても よかった


「 普通 では 理解 されない もの が

  みえて それ が 美しい と 理解 される 」


これほど 美しい もの は ない と 思う


なんかね こういう シーン は

俺 は かなり すき だね


この 作品 は シリーズ 全9巻 と 

2つ の 特別篇 が ある


今後 主人公 が どのように 

霊力 を 活かして いくのか も 気になる が


それ 以上 に 今後 どのように

心 を 開いて 精神的 に 成長して いくのか


その あたり も 読みどころ となる



それでは みなさん

次回 の 図書委員会 で また お会い いたしましょう




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by aquarius-777 | 2016-07-20 23:59 | 小説 | Comments(0)

『暗き夢に閉ざされた街 光と闇の旅人 1 』 #007

え~ 只今から 図書委員会 を はじめます


今回 の 本 は こちら

『 暗き夢に閉ざされた街 光と闇の旅人 1  』

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『 暗き夢に閉ざされた街 』 詳細 amazon

あさの あつこ (著)

結祈は、ちょっと引っ込み思案の中学一年生。東湖市屈指の旧家である魔布の家に、陽気な性格で校内の注目を集める双子の弟・香楽と、母、曾祖母らと暮らしている。ある夜、禍々しいオーロラを目にしたことをきっかけに、邪悪な「闇の蔵人」たちとの闘いに巻き込まれ…。「少年少女のきらめき」「SF的な奥行き」「時代小説的な広がり」といったあさの作品の魅力が詰まった新シリーズ、第一弾。



と この 本 を 読んで みた


主人公 の 中学生 魔布結祈 (まふゆき) が 

日記 を 書く ところから 始まる のだが


主人公 は 地味 な 性格 なのに あれよあれよ と

奇怪 な 事件 や たたかい に 巻きもまれて いく


たたかう 相手 は 『 闇の住人 』


人間 が 電気 を 発明 して

夜 でも 煌々と 明かり を 灯している


そこで 闇の住人 は 行き場 を なくし

こちらの 世界 へ 来てしまった


これは 『 エマージング・ウイルス 』 つまり


森林 で ひっそりと 共存 していた ウイルス が

人間 に よる 森林破壊 に より 人 と接触 して

人 に 感染 する 脅威 の ウイルス と なってしまう


この ウイルス と 闇の住人 は 同じ だと

作品 の 中 で 語られていた


この 作品 には 


『 人間 と 自然 との 共生 』


といった しっかりした テーマ が ある


なので 人間 が 自然 との バランス を 

壊した ことで 現れた 闇の住人 に たいして


今後 どのように 接して いくのか

が 読みどころ と なって いく


今後 どう 描かれて いくのか 注目 したい


あと


読書中 に ときどき 


その 本 に 書かれている 文字 が


そこ の 文章 だけ が 

うっすらと 光 を 放って いるかの ように


そこだけ やたら 心 に 引っかかる こと が ある


じつは それは 魂 から の メッセージ であり


俺 は その メッセージ を 受けとる ために

なにげに この 本 を 手に取り 読ませられている


今回 この 本 を 読んでいる とき に そういった

シンクロ二シティ 意味のある偶然の一致 が あった


最近 俺 は いろいろ と 

考え事 が あったのだが


この 作品 の 中 の ばーさん の セリフ に


『 おまえには おまえにしか 出来ない 

  役目 が ある その 役目 を 果たしなさい 』


『 おまえは おまえの 信じる ように 行動しなさい

  自分 の 心 に 背かないで 心 の まま に

  やってみなさい 自分 を 信じる しか ないんだよ 』


と これ が なんとも


俺 の 考え事 の 答え その もの だった

それで いろいろ と 気持ち の 整理 が ついた


なんとも ありがたい こと だった


この 1冊 の 本 を 通して

魂 は 俺 に この メッセージ を 届けて くれた


この 本 を 読んでいる とき に

ま そんな 出来事 も あった わけ である


つまり このように 読書 という 行為 には 


『 本 から 自分 の 問題 の 答え や ヒント を 

  メッセージ として 天 とか 魂 から 受けとる  』


と いった 意味 も ある わけ である



読書って ほんと~に イイ ですね

さよなら さよならっ さよならっ 

( ↑ 古っ! しかも また! )



それでは みなさん

次回 の 図書委員会 で また お会い いたしましょう





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by aquarius-777 | 2016-07-19 15:21 | 小説 | Comments(2)

『 ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 』 #006

え~ 只今から 図書委員会 を はじめます


今回 の 本 は こちら

『 ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常  』

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『ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常』 詳細 amazon

三上 延 (著)

鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。変わらないことも一つある―それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき―。


と この 本 を 読んで みた


先日 読んだ ↓ この 第2巻 である

『 ビブリア古書堂の事件手帖 1 』 #001


1巻 が けっこう おもしろかった ので

続き の 展開 が 気になり 読んでみた わけ だが


期待 どおり なかなか よかった


この 作品 の 舞台 は 北鎌倉 で

静かで 落ち着いた 感じ に 描かれている


それに くわえ


この 物語 の 2人 の 主人公 たち は

大人し目 で 落ち着いた 雰囲気 の 2人 なので


物語全体 が どこか ゆったり した

空気 が ながれて いる ような 作品 


なので いそがしい 仕事 を クリア した 後 の

休憩 時間 に 気分転換 に 読むと ホッと する


音楽 も 同じ で


アップテンポ の 曲 を 聴く と 

元気 に なり テンション が 上がる


スローテンポ の 曲 を 聴く と

ゆったり と 落ち着いた 気持ち に なる


それ と 似ている 


もちろん ミステリ でも あり

タイトル に 『 事件帳 』 と あるように


毎回 古本 を めぐる 事件 が 起こり

それを 解決 して いく わけ だが


なかには 犯罪 に 関わる 事件 も 起こる が

この 物語 の おもな 事件 はと いうと


「 学生 の 読書感想文 に まつわる 事件 」

「 古本 に 込められた 親心 を 読み解く 事件 」


と いった 


普通 の 生活 の なか に あるような

日常的 な 事件 が メイン である


そこ が とても おもしろい


本当 に 日常的 な 事件 だから

普通 だと 何か が 起こって も


「 あの人 何で あんな こと したのだろうね? 」

「 さあ 何で だろうねえ~ 」


と 言った 感じ の 会話 が なされ


結局 誰 も 謎 が 解けず

ここ で 話 が 終わって しまう


しかし


この 主人公 が いて くれると


「 この 古本 の 状態 から 察すると

  あの人 は ~ と いった 事情 が あり

  ~ と いう 想い を あなたに

  伝え たかった のだ と 思い ます   」


みたいな 感じ で 謎 を 解き

こと の 真相 を 知らせて くれる


『 古書 を 通して この 主人公 には

  みんな には みえない もの が みえる 』


隠されていた 人 の やさしさ が

みえて くる こと も あれば


ときには みたくない ような 

事実 まで もが みえて しまう


いい こと ばかり ではない


「 しかし その 事実 を 知ること で

  人生 は 本当 の 一歩 が ふみ だせる 」


そういった ところ も 

この 作品 には しっかりと 描かれて いる


表面 の 出来事 では なく その 奥 に ある


いい こと も わるい こと も ひっくるめて 

本当 の もの を みつつ 一歩 づつ 進んでいく 


俺 も そんな 生き方 が したい


そのへん も 俺 が この 作品 を

気に入った 理由 の 1つ だと 思う



それでは みなさん

次回 の 図書委員会 で また お会い いたしましょう




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by aquarius-777 | 2016-07-18 18:16 | 小説 | Comments(0)

『 流  』 #005

え~ 只今から 図書委員会 を はじめます


今回 の 本 は こちら

『 流  』

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『 流 』 詳細 amazon

東山 彰良 (著)


何者でもなかった。ゆえに自由だった――。
1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。台湾生まれ、日本育ち。超弩級の才能が、はじめて己の血を解き放つ!友情と初恋。流浪と決断。圧倒的物語。


と この 本 を 読んで みた


昨年 2015年 の 直木賞 受賞作品 ということで 

どんな 話 なのだろうか? と 思い 読んでみた


一言 で いうと

ちょっと 不思議 な 作品 だった


物語 の 舞台 は 主に 台湾 で

そして 日本 中国 へと 展開 されていく


俺 は 意味 もなく 周囲 を 威嚇 して 

威張って いる やつ は すきでは ない ので


話 の 内容 が 多少 バイオレンス 気味 で

あまり すき では なかった 


なので 読みはじめ の ころ は なかなか 話 に

馴染めず 読んでいて も つまらなかった


ただ


この 作品 が もつ 「 読ませる力 」

みたいな もの が あって


途中くらい から 話 の 展開 が 気になり はじめ

読む スピード が ぐん と 上がってきた


それと 主人公 が だんだん まとも な 人間 に

なって くる ので たぶん 馴染めた のだろう


ある意味 普通 の 人間 の 日常 なのに


いろいろ な 出来事 が 起きて くるので

次 の 展開 が 気になり はじめる


主人公 は なにか 特別 な 人間 で

なかった のが よかった の かもしれない


主人公 の じーさん を ころした 犯人 を

探し 出そうと するの だが


その あたり の ミステリー と しての

伏線 や 展開 などは かなり しっかり していた


犯人 の 動機 や 所在 を つきとめて いく のだが


話 の 展開 が 実際 の 台湾 と 中国 との 歴史 や

蒋介石 など 実在 した 人物 とも 絡みあって いるので


これって 本当 に あった 話 なのか、、、?


と 小説 であり フィクション の はず なのだが

なんか 実際 に あった 話 のような 感じ が してくる


歴史 と 言って も 1950年 ごろ の

比較的 近い 歴史 なので


この じーさん って 

本当 に 実在 していた 人 じゃないのか? 


みたいに 思えてくる


そんな 妙な 空気感 を もった 作品 だった

その あたり が この 作品 の 肝 だと 感じた


なるほど 実際 の 歴史 と 絡めると

こういう 感覚 に なる わけ か、、、 


こういう 小説 の 表現手法 パターン も 

あるのだな と 勉強 に なった


本って ほんと~に おもしろい ですね

さよなら さよならっ さよならっ 

( ↑ 古っ! )




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by aquarius-777 | 2016-07-17 10:23 | 小説 | Comments(0)

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